坐骨神経痛を予防する5つのポイント

〜毎日の小さな習慣が、しびれや痛みを遠ざけるカギ〜

坐骨神経痛とは、腰から足先にかけて伸びている「坐骨神経」が圧迫や刺激を受けることで、痛み・しびれ・重だるさといった不快な症状が出る状態です。
この痛みは突発的に現れることもありますが、多くは日常の姿勢や動作のクセの積み重ねが原因となって現れます。

整体院LifeAwardにも、坐骨神経痛でつらい思いをされて来院される方が多数いらっしゃいます。
しかし実際には、ちょっとした体の使い方や生活習慣の見直しによって、痛みの予防や再発の防止につながるケースが多いのも事実です。

今回は、坐骨神経痛のリスクを減らし、快適な毎日を送るために知っておきたい「5つの予防ポイント」をご紹介します。

現代人の生活は、座りっぱなしや立ちっぱなしなど、同じ姿勢が続く時間がとても長い傾向にあります。
デスクワークや車の運転などでは特に、腰やお尻まわりの筋肉が緊張し続け、血流が滞りやすくなります。

この状態が続くと、坐骨神経の通り道にある筋肉が硬くなり、神経を圧迫する可能性が高まります。

✅ 1時間に1回は立ち上がる、軽く屈伸や背伸びをするなど、こまめに動きを入れる習慣をつけましょう。
オフィスでは立ちミーティングやスタンディングデスクを活用するのも効果的です。

座っている時間が長い方ほど、「どう座っているか」がとても重要です。
浅く腰掛けたり、背中を丸めるような猫背姿勢が続くと、骨盤が後ろに倒れ、腰への負担が大きくなります。これも坐骨神経痛の一因になります。

✅ 座るときは、「骨盤を立てる」意識を持ちましょう。
クッションやタオルを使って骨盤を少し前傾させると、自然と背筋も伸びやすくなります。

さらに、足を組むクセや左右どちらかに重心をかけるクセも骨盤のゆがみを助長するので注意しましょう。

身体の冷えは、筋肉の緊張や血行不良を招きます。特に冬場やエアコンの強い季節は、知らないうちに腰・お尻・脚まわりが冷えてしまっていることも。

冷えによって筋肉が硬くなると、坐骨神経周辺が圧迫されやすくなり、しびれや痛みが悪化する可能性があります。

✅ 室内ではひざ掛けや薄手の腹巻、カイロなどで腰を温めるのも有効です。
外出時には体を締め付けすぎない温かい服装を心がけましょう。

いつも同じ肩や腕で荷物を持つ習慣がある方は要注意です。
偏った動作が続くと、身体にゆがみが生じやすくなり、坐骨神経への負担が片側に集中します。

✅ 荷物は左右交互に持ち替える、またはリュックなど両肩でバランスよく担げるタイプのバッグを活用しましょう。
日常の「小さなクセ」の改善が、身体のバランスを整える大きな一歩になります。

お尻や太もも裏、腰回りの筋肉は、坐骨神経に非常に近い場所にあります。
これらの筋肉が硬くなると、神経が圧迫されやすくなるため、柔軟性を保つことが非常に重要です。

✅ 朝やお風呂上がりの時間に、やさしく筋肉を伸ばすストレッチを取り入れてみましょう。
整体院Life Awardでは、お一人おひとりの身体に合わせたストレッチ方法や、無理なくできるセルフケアをご案内しています。

坐骨神経痛は、放置しておくと慢性化しやすく、QOL（生活の質）を大きく損なうこともあります。
でも、日常のちょっとした行動や習慣を見直すだけで、予防や再発防止ができる可能性は十分にあるのです。

整体院LifeAwardでは、つらさが出る前の「未病ケア」や、「再発を防ぐ身体づくり」のサポートにも力を入れています。

「少し気になるけど、どこに相談すればよいか分からない」そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください。