脊柱管狭窄症を放置するとどうなる?

~「いつか治る」は危険。進行リスクと早期対応の重要性~

 

 

 

 

 

「最近、歩くと足がしびれるけど、しばらく休めばまた動けるから大丈夫」
「年齢のせいだろうし、無理をしなければなんとかなる」
「腰の痛みはいつものことだから…」

このように、脊柱管狭窄症による症状を放置している方が少なくありません。
しかし、脊柱管狭窄症は自然に完治することが少ない疾患であり、放置しておくと神経の圧迫が進行し、日常生活に深刻な影響を与える可能性があります。

整体院LifeAwardにも、「もっと早く来ればよかった」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
今回は、脊柱管狭窄症を放置した場合に起こり得る変化と、早期対応のメリットについてご紹介します。

脊柱管狭窄症とは?

背骨の中には神経の通り道である「脊柱管」があります。この脊柱管が、加齢や姿勢の崩れ、筋肉の過緊張などによって狭くなり、中を通る神経が圧迫されることで、腰痛・足のしびれ・歩行障害などが起こります。

特に高齢者に多く見られますが、最近では40代・50代でも発症するケースが増えてきています。

放置していると起こり得る3つの悪化リスク

1. 歩行距離が徐々に短くなる(間欠性跛行の進行)

 

 

 

 

 

脊柱管狭窄症の代表的な症状である「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」は、歩き続けると足がしびれて歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになるという特徴があります。

初期段階では「買い物で歩くと疲れる程度」だったものが、放置することで次第に悪化し、10分歩けなくなる → 数分で痛む → 家の中でもつらいと、歩行可能距離がどんどん短くなっていきます。

これにより活動量が減り、筋力・体力の低下が進む悪循環に陥ってしまうのです。

2. 排尿・排便障害が現れる可能性も

進行した脊柱管狭窄症では、神経への圧迫が強まり、膀胱や直腸のコントロールが難しくなるケースもあります。
これは「馬尾症状(ばびしょうじょう)」と呼ばれ、足のしびれや筋力低下に加えて、排尿・排便トラブルが出現する重度の状態です。

このような場合は、医療機関での精密検査や手術が検討されることが多く、整体や保存療法だけでは対応が難しい状態に入っている可能性があります。

3. 筋力低下・転倒リスクの増加

脊柱管狭窄症の影響で足のしびれや筋力の左右差が出てくると、歩行バランスが悪くなり、ちょっとした段差や障害物で転倒するリスクが高まります。

特に高齢の方では、転倒による骨折がきっかけで寝たきりになるケースもあり、QOL(生活の質)が大きく低下する恐れもあります。

放置せず早期に対応するメリット

脊柱管狭窄症は、進行する前に対策を始めることで、症状の安定化や緩和が期待できます。
初期段階であれば、整体による施術や日常生活の見直しで、体の使い方や神経への圧迫を減らすことが可能です。

整体院LifeAwardでは、以下のような視点でサポートを行っています:

 

 

 

 

 

  • 筋肉・関節の柔軟性を高めて神経の通りを楽にする
  • 姿勢や骨盤バランスを整え、腰への負担を軽減する
  • 自宅でできるセルフケアの指導
  • 日常生活での「やってはいけない動作」のアドバイス

「いまの痛みやしびれが、このまま続くのかもしれない」と不安を抱えている方は、一度、専門家に相談することをおすすめします。

「まだ我慢できる」は放置のサインかも

人はつらさに慣れてしまう生き物です。
「このくらいなら大丈夫」「昨日より少しマシだから問題ない」と感じているうちに、知らないうちに症状が進行していることもあります。

身体からのサインを放置せず、小さな違和感のうちに行動を起こすことが、未来の自分を守る第一歩になります。

整体院LifeAwardでは、脊柱管狭窄症に特化した評価とケアで、ひとりひとりのお悩みに丁寧に向き合っています。
「こんな症状でも見てもらえるかな?」という段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。