椎間板ヘルニア改善を目指す食生活アドバイス
~身体の内側から、回復を後押しするための栄養とは?~
椎間板ヘルニアと聞くと、「姿勢の悪さ」や「腰への負担」など外的な要因に目が行きがちです。
もちろん、これらも重要な要因ですが、実は「食生活」も症状の改善や再発予防において見逃せないポイントです。
整体院LifeAwardでは、施術や運動指導に加え、身体を内側から整える栄養面でのアドバイスも大切にしています。
今回は、椎間板ヘルニアの早期回復や負担軽減に役立つ食生活のポイントをご紹介します。
食生活が椎間板ヘルニアに関係あるの?
はい、関係あります。
私たちの筋肉・骨・軟骨・椎間板は、すべて体内で日々つくられ、修復され続けています。
つまり、栄養バランスが崩れると、回復力や炎症の鎮静に必要な材料が不足してしまうのです。
特に椎間板ヘルニアにおいては、以下のような点で食生活が関係します:
- 椎間板や周囲の組織の修復
- 炎症のコントロール
- 筋力・骨の維持
- 体重管理(肥満は腰への負担増)
では、どのような栄養素を意識すべきなのでしょうか?
椎間板ヘルニア回復を支える5つの栄養素とその摂取ポイント
- タンパク質(筋肉と組織修復の基本)
筋肉や椎間板の周囲組織を修復するには、まず良質なたんぱく質の摂取が不可欠です。
動物性・植物性ともにバランスよく取り入れましょう。
✅ 多く含む食品:
- 鶏むね肉・卵・大豆製品(豆腐・納豆)・魚(特に青魚)
✅ 1日あたりの目安:
体重1kgあたり1~1.5g(体重60kgの人なら60~90g)
- ビタミンC(コラーゲンの生成と抗炎症)
椎間板はコラーゲンを多く含む軟骨組織です。ビタミンCはこのコラーゲン生成に必須な栄養素。また、炎症の抑制にも関わっています。
✅ 多く含む食品:
- ブロッコリー・赤ピーマン・キウイ・イチゴ・柑橘類
✅ 調理のポイント:
水溶性なので、スープや蒸し料理で無駄なく摂取がおすすめ。
- ビタミンD(骨の強化と免疫サポート)
骨の健康維持に関わるだけでなく、慢性痛や神経症状にも関与しているとされる注目の栄養素。
不足しやすいため、意識的な摂取が必要です。
✅ 多く含む食品:
- 鮭・サバ・イワシなどの魚類、きのこ類、卵黄
✅ 補足:
日光を浴びることで体内でも生成されるので、1日15分程度の散歩もおすすめです。
- マグネシウム(神経伝達と筋肉の調整)
神経の興奮を抑え、筋肉の収縮バランスを整える働きがあるマグネシウムは、しびれや筋緊張の緩和にも効果的とされています。
✅ 多く含む食品:
- 玄米・海藻・アーモンド・ごま・大豆製品
✅ 取り入れ方:
白米を玄米や雑穀米に変えるだけでも摂取量アップに。
- オメガ3脂肪酸(炎症を抑える良質な油)
慢性痛や神経の炎症がある方にとって、オメガ3系の脂肪酸は抗炎症作用を持つ油として注目されています。
✅ 多く含む食品:
- サバ・イワシ・アジなどの青魚
亜麻仁油・えごま油(※加熱せずサラダにかけるのがおすすめ)
避けたい食習慣にも注意
回復を目指すなら、摂るべき栄養素だけでなく「避けたい習慣」にも目を向けることが重要です。
❌ 糖質や脂質のとりすぎ → 体重増加による腰への負担UP
❌ インスタント食品や加工食品 → 塩分・添加物過多で炎症が長引く可能性
❌ 過度なアルコール → 筋肉・神経への回復妨害+睡眠の質低下
整体と栄養の“両輪”で回復をサポート
整体院LifeAwardでは、施術によって神経や筋肉への負担を軽減しながら、栄養や生活習慣も含めたトータルケアを行っています。
「せっかく良くなってきたのに、また痛みが戻ってしまった…」
そんなリバウンドを防ぐには、体の外側と内側の両方からのアプローチがとても重要です。
日々の食生活を見直すだけでも、回復力は確実に変わってきます。
まとめ:栄養は、身体をつくる“見えない土台”
椎間板ヘルニアの改善には、正しい動作・適度な運動・施術も大切ですが、それを支える「栄養」の力は決して見逃せません。
今の食生活が身体の回復をサポートしているのか、それとも邪魔をしているのか。
ちょっとした工夫が、痛みや不調に強い体づくりへの第一歩になります。
整体院LifeAwardでは、あなたの体と生活に合わせたセルフケアと食事のアドバイスも行っています。
まずはお気軽にご相談ください。